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変化する獅子頭

ここのところ、三好市池田町の祭礼・民俗芸能の聞き取り調査を進めています。
川崎の三所神社には、伝統の獅子舞が伝承されています(大正5年頃創始と言われます)。
「川崎獅子太鼓」と呼ばれていますが、獅子舞を「獅子太鼓」と呼ぶところは、県内でも県西地域に偏在しています。
kawasakishishi4.jpg

獅子は昔は1頭だてでしたが、後に(昭和5年)1頭が加わり2頭だてになったといいます。
現在使われている獅子頭は「唐獅子」ですが、その前に使われていたのはこちら。
讃岐流の「毛獅子(猫獅子)」です。
kawasakishishi1.jpg

裏を見ると、枠に「マル岡」と刻まれています。丸岡さんは、香川県三豊市三野町にある獅子頭専門のお店です。
kawasakishishi3.jpg

で、それより前に使われていた獅子頭がこちら。
張り子の唐獅子で、持ってみるとかなり軽量です。
kawasakishishi2.jpg

つまり、川崎獅子太鼓で使われる獅子頭は、少なくとも最近の三代は、唐獅子→毛獅子→唐獅子という変遷をたどったことがわかります。
これは興味深い事実です。
すなわち、現在目にする獅子頭の形態(唐獅子/毛獅子)が脈々と受け継がれてきたわけではないということです。
過去に使われていた道具の調査も、このような点で生きてきます。
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テーマ : 徳島県
ジャンル : 地域情報

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音楽好き、酒好き、祭り好き、釣り好き。
「徳島の祭りと民俗芸能の単独悉皆調査」という無謀な仕事を、気合いで進めています。

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