阿波晩茶製造技術調査 始動

今年度から2ヵ年計画で、「阿波晩茶」の製造技術調査が始まります。
国の文化審議会が、「四国山地の発酵茶の製造技術」を、記録を残すべき無形文化財に選定するよう答申したことを受けての調査です。私も委員として参加します。

阿波晩茶の製造は、茶摘み→釜でゆでる→樽に漬け込む(発酵)→日干しという工程をとります。
発酵の過程が入るお茶は我が国ではたいへん珍しく、現存するものは四国山地に集中しています。
阿波晩茶、愛媛県の石鎚黒茶、高知県の碁石茶。
後の2者は、樽での発酵の前に、さらにカビ付け(カビ発酵)の過程が入りますが。

昨日、那賀町の2軒の栽培農家をお訪ねしました。
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「茶摺り」(揉捻)には、かつては「舟」と呼ばれる木製の道具が使われてきましたが、現在ではほとんどの家で機械(揉捻機)が使われています。ただ、今も「舟」を使っているお宅もあるようです。
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これは、茶の生葉を漬け込む「コガ」と呼ばれる樽です。
中には「百貫」(375kg)程度の大樽もあり、ここにゆであがった茶の生葉を入れ、足で踏み込みます。
awaban2.jpg

蓋の上には、茶葉と同じ重さの石の重しを載せます。
awaban7.jpg

それにしても、大樽が並ぶ光景はウイスキーの貯蔵所のようです。
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7月初め頃から茶摘みが始まり、8月頃にかけて生産の最盛期となるとのことで、樽は静かに横たわり、シーズンを待っている状態です。
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テーマ : 徳島県
ジャンル : 地域情報

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「徳島の祭りと民俗芸能の単独悉皆調査」という無謀な仕事を、気合いで進めています。

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