「だんじり」と「だんずる」

県内では、下に車輪が付いていて曳くタイプの山車を一般に「だんじり」と呼んでいます。
しかし、県南の阿南市や小松島市の一部には、伝統的にこれを「だんずる」と呼ぶ地域があります。
小松島市の立江八幡神社祭礼では、「壇鶴」という漢字を当てていました。

目を吉野川の北に移して、板野郡北島町鯛浜・水神社の「だんじり」。
近隣地域と同様、現在は「だんじり」としか呼ばれませんが、天保14年(1843)の当屋帳には「だんずる(壇摺)」とあります。
suijindannjiri.jpg

「だんずる」を「だんじり」の単なるローカルな呼び方(方言)とみるか、だんじりの比較的古い呼び方の一つとみるかは今後の検討を待つ必要があろうかと思います。
ただ、兵庫県三木市・大宮八幡宮の古記録に、享保年間(1716-36)に「檀鶴」が出ていた旨の記述があることから、案外、近世頃には関西圏を中心に一定の広がりを見せていた呼称だったのかもしれません。
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テーマ : 徳島県
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