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イントロでKO(2)

Nujabesの'Lady Brown'。
出だしのメロウなギターリフがあまりにかっこいい。
lady-brown.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=Y9QHak8h1AQ

Nujabesは、彼の芸名である「瀬場淳」の綴りを反対から並べたもの。
日本を代表する、ヒップホップのトラックメーカーです。
惜しくも36歳で逝去されていますが、すばらしい曲をたくさん作っています。

この'Lady Brown'の出だしのリフは、Luiz Bonfá の'The Shade Of The Mango Tree'の最初の部分のサンプリングです。
原曲はボサノバで、ゆったりしたテンポの曲ですが、Nujabesはこれを高速で切れのよいリフに仕立てることで、見事にHiphopに合う形にアレンジしました。
mangotree.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=zqGkwNz82ss
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テーマ : 徳島県
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イントロでKO(1)

そうそうあるわけではありませんが、出だしの数フレーズでノックアウトされる曲というのがあります。
例えば、KERO ONEの 'In All the Wrong Places'
keroone.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=852Lb89mmB0

曲の最初に登場するジャジーなピアノリフ、美しすぎ、かっこよすぎます。
元をたどれば、Ahmad Jamal の名曲 'Dolphin Dance'の一節のサンプリングなのですが、この印象的なショートフレーズをぴったり切り取り、曲の出だしに用いたセンスはすばらしい。
Dolphindance.jpg
https://www.youtube.com/watch?v=83hpBgrNiFY

KERO ONEはカリフォルニア出身(韓国系アメリカ人)のラッパーで、Jazzy Hiphop系のメロディアスな曲が彼の真骨頂。
Hiphop慣れしていない人にも聞きやすいと思います。

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三好市池田町シンヤマ・八幡神社百手の的

徳島県西部を中心に、正月~春祭りの時期に「お的(まと)」または「百手(ももて)」と呼ばれる弓矢の行事が行われる地域が少なくありません。
三好地方では「百手」と呼び、それ以外の地域では「お的」と呼ばれます。行事自体は基本的に同じものです。

1年の平安と豊作、家内安全などを願い弓矢で的を射るのですが、的の形は地域によって多少違いがあり、見比べるとおもしろくもあります。
三好市池田町シンヤマに鎮座する八幡神社。ここでは現在1月第3日曜に百手が行われています。
以前は1月15日の小正月に行われていました。
ikemi1.jpg

八幡神社の百手で使われる的は、周囲に太陽のような光芒が描かれ、デザイン的にインパクトがあります。
ikemi2.jpg

的には八幡神社、磐坂神社、霹靂神社、山神社などと書いてあり、大きなものから順に射ていきます。
昔は魔除けのまじないとして1008本の矢を射たといいます。県西部では、この「1008さや」にこだわる神社が少なくありません。
ikemi3.jpg

小さな的は「勝負的」と呼ばれ、日の丸の扇の上にカワラケを載せ、祭りに来た人が適宜試射をし、見事に射止めた人がお酒1升をもらえるのだといいます。
百手の行事の中には、時折この手の余興的な射的が含まれていますが、長丁場の行事の合間の息抜きの意味もあったでしょう。
ikemi4.jpg

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羽浦神社祭礼の調査報告書が刊行されました。

このほど、阿南市羽ノ浦町・羽浦神社祭礼の調査成果をまとめた報告書を研究室から刊行しました。
総ページ114+ⅳページ、79枚の写真入りで祭りの全体像を詳しく紹介しています。
調査の際には、地域のみなさんにたいへんお世話になりました。
hanourarep1.jpg

hanourarep2.jpg

羽浦神社祭礼は、県南農村地帯の伝統的な祭りの形をよく伝えています。
ショウジリから3日間続く祭り、馬当屋の習俗、獅子の屋台・御神楽・だんじりという山車の多様性と秩序、各だんじりの拍子、祇園囃子、特異な形態の獅子舞など、多くの特色が見られ、奥の深い祭りでした。
具体的な祭りの様子については、いずれ少しずつご紹介できればと考えています。

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ドウヤブリ・ロウヤブリ・チョウヤブリ

祭りに関する聞き取り調査の流れの中で、「祭りの後に行われる打ち上げ・慰労会のことをなんと呼びますか?」という質問を入れることにしています。
県東部の調査では、ほぼ決まって「チョウヤブリ」という答えが返ってきます。
「なんでチョウヤブリと言うんですかね?」と尋ねると、「さあ、なんでなんかなあ」という回答のほか、「祭りの会計の帳面を破る、つまり祭りが終わりという意味だろう」という答えも時々返ってきます。
チョウヤブリ=「帳破り」という解釈です。

一方、県西部で同じことを尋ねると、「ドウヤブリ」もしくは「ロウヤブリ」という答えが返ってくることが多いです。
その意味を尋ねると、「参籠を解くからロウヤブリ」「祭りの前に牢のように籠もり、それを破るのでロウヤブリ」「当家(祭りの当番)が終わる、すなわちドウヤブリ=トウヤヤブリ」などと、これまたいろいろな答えが返ってきます。

香川県側の祭礼調査でも、「ロウヤブリ(労破りの字を充てることも)」「ドウヤブリ」などという言い方を聞きました。

ヤブリ=破りという解釈はどれも一致しています。
また、意味するところもほとんど同じ(打ち上げ、慰労会)なのですが、「ドウ」「ロウ」「チョウ」という部分の解釈がそれぞれもっともらしい話になっており、地域差も含めて興味深いところです。
元の語が変化していき、結果としてこれらの類語が生まれたとも考えられます。語源的には「トウヤヤブリ」説が有力なようにも見えますが、祭りに関することばとして調査研究に値するものと思います。

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音楽好き、酒好き、祭り好き、釣り好き。
「徳島の祭りと民俗芸能の単独悉皆調査」という無謀な仕事を、気合いで進めています。

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