川崎三所神社民俗資料館

池田町川崎・三所神社境内の社務所2階に「民俗資料館」があります。
2階のフロア全体に、所狭しと近代以降の民具・農具類が展示されています。
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先代の宮司さんが収集されたものとのことですが、中には砂金採りや漆かき道具など特殊な道具類もあり、地域の生活や文化の歴史を知る上で貴重です。
個人の所蔵道具は、時間の経過とともに廃棄されたり散逸する運命にあります。
そうしたものを集め、保存し、展示する仕組みは重要ですが、それを民間レベルで実践されているのはすばらしいことだと思います。
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年季の入った一つ一つの道具の背後に当時の人々の暮らしぶりが透けて見え、興味は尽きません。
なお、資料館は普段は施錠されているので、見学希望の方は事前に宮司さんに連絡することが必要です。
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テーマ : 徳島県
ジャンル : 地域情報

変化する獅子頭

ここのところ、三好市池田町の祭礼・民俗芸能の聞き取り調査を進めています。
川崎の三所神社には、伝統の獅子舞が伝承されています(大正5年頃創始と言われます)。
「川崎獅子太鼓」と呼ばれていますが、獅子舞を「獅子太鼓」と呼ぶところは、県内でも県西地域に偏在しています。
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獅子は昔は1頭だてでしたが、後に(昭和5年)1頭が加わり2頭だてになったといいます。
現在使われている獅子頭は「唐獅子」ですが、その前に使われていたのはこちら。
讃岐流の「毛獅子(猫獅子)」です。
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裏を見ると、枠に「マル岡」と刻まれています。丸岡さんは、香川県三豊市三野町にある獅子頭専門のお店です。
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で、それより前に使われていた獅子頭がこちら。
張り子の唐獅子で、持ってみるとかなり軽量です。
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つまり、川崎獅子太鼓で使われる獅子頭は、少なくとも最近の三代は、唐獅子→毛獅子→唐獅子という変遷をたどったことがわかります。
これは興味深い事実です。
すなわち、現在目にする獅子頭の形態(唐獅子/毛獅子)が脈々と受け継がれてきたわけではないということです。
過去に使われていた道具の調査も、このような点で生きてきます。

テーマ : 徳島県
ジャンル : 地域情報

エスニックな都会

東京や大阪、京都、神戸など大都会に出たときの楽しみの一つとして、「エスニック料理を食べる」ことがあります。
徳島では、タイ料理などを除き、エスニック料理の店はほとんどありません。

シンガポール海南鶏飯 汐留シティセンター店(東京都港区)。新橋駅から歩いて5分ぐらいのところにあります。
若い頃、東南アジアの華僑社会の調査をしていた時期があり、マレー料理やシンガポール料理の味がときどき懐かしくなります。
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ランチタイムのメニューも非常に豊富で、どれを注文しようか迷ってしまいます。
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しかし、シンガポール料理の基本は、やはり海南鶏飯(チキンライス)。
ということで、「海南鶏飯セット」をオーダー。
チキンライス、そしてラクサヌードルが絶品でした。
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世界の料理がいつでも食べられる・・こういうときは、都会の人がうらやましくなります。

テーマ : 東京23区
ジャンル : 地域情報

横浜名物と言えば

元・横浜市民でありながら、「横浜名物」と言ってもあまり思いつきません。
そんな中で好きなのは、サクサク食感の「幸せを呼ぶ馬車道馬蹄パイ」です。
地元以外ではあまりお目にかかりませんが、デパートのフェアなどで目にした瞬間、迷わず買うようにしています。
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横浜・馬車道は、開港当時、外国人が馬車で往来していたことから名付けられました。
そんな横浜っぽいイメージも、馬蹄パイの味の上にストーリーとして上乗せされている感じがします。
サクサクの軽い食感は、一度食べるとクセになります。

テーマ : 横浜!YOKOHAMA!
ジャンル : 地域情報

都会のオアシス 東洋文庫ミュージアム

私用で東京に。
合間に、駒込の東洋文庫ミュージアムを訪れました。
東洋文庫に博物館施設ができたのは知っていましたが(2011年オープン)、なかなか行く機会がありませんでした。
東洋文庫は、東洋学関係の専門研究図書館。私が学生だった頃はお堅い印象で、ちょっと近づきがたいイメージがありました。
いま足を運んでみると、外観から、すっかり親しみやすい雰囲気になっています。
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ミュージアムでは、ちょうど「ハワイと南の島々展」を開催していました。
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19世紀頃のハワイ旅行記のイラスト部分が多く紹介されており、当時のハワイの風物と、異国の文化に対する旅行者/アウトサイダーの「まなざし」の一端を理解することができました。
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ミュージアムのシンボルとも言えるモリソン文庫。
そびえ立つ重厚な装丁の洋書群は圧巻です。こんな風に広い空間で本に囲まれて暮らしたいものです。
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ミュージアムから中庭に出る小道。東京の街中とは思えない、静かな別乾坤がそこにはありました。
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小径の脇の壁には、世界のさまざまな言語による警句が刻まれています。
「人生に学び終わりなし 月日を無為に送るなかれ」 ナシ語
その通りと思います。
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小径の奥には隠れ家のようなレストラン。
メニューのコース名もふるっています。
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博物館としては「硬派」の部類に入りますが、意外にも若い方々が次々に来館されていました。
このような学術的な展示が恒常的になされ、それを享受する人たちが一定数いる・・東京の底力を感じました。

テーマ : 東京23区
ジャンル : 地域情報

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音楽好き、酒好き、祭り好き、釣り好き。
「徳島の祭りと民俗芸能の単独悉皆調査」という無謀な仕事を、気合いで進めています。

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